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2021/01/23 00:00

自覚④の続きですね。

「気持ち」を知るために、気持ちとよく似た感覚の説明をしているのですが、「思考」も、よく気持ちと混同して使われています。
(ここでも、あくまでも私が定義していることの説明となります。)

「気持ち」と「思考」の大きな違いは、何もないところから湧き出るものが「気持ち」で、何かあるところから連なるものが「思考」という点になります。

例えば、「しりとり」がわかりやすいと思います。
しりとりの初めは、何もないところから最初の言葉が始まりますよね。

「こぶた」から始まるとすると、「こぶた」の前には何もありません。
「こぶた」の前に「ねこ」があったわけでなく、何もないところから「こぶた」が始まります。

この「こぶた」が「気持ち」にあたります。

しりとりが「こぶた」から始まると次の人は「こぶた」の最後の文字「た」から始まる単語を考えます。(思考する)
そして「たぬき」を言ったとします。

この「たぬき」は、「た」から始まる単語という条件のもとに考え見つけた単語です。
これが「思考」にあたります。

しりとりが続くとすると、最初の単語「こぶた」が「気持ち」となり、「たぬき」以降の単語は、すべて「思考」となります。

「気持ち」は、何もないところから湧き続けますが、「思考」は、何もないところからは湧き続けません。
「思考」は、何かあるものからつながり続け、そのつながりはどこまでも続きます。

少し話は逸れますが、「思考のループ」にはまってしまうと、なかなか抜け出せません。
しりとりにはルールが存在するので、同じ単語が表現されることはありませんが、「思考」にはルールが存在しないので、「こぶた→たぬき→きつね→ねこ→こぶた→たぬき→きつね・・・」と、同じ単語をエンドレスに表現し続けます。

さて、「気持ち」「気分」「思考」と「気持ち」を知るために書き綴ってきました。
そして、「気持ち」は、何もないところから湧き上がってくると書いたのですが、厳密には、何もないところから湧き上がっては来ません。

それはそうですよね。
本当に何もないのであれば、湧き上がってくることは出来ませんから。(笑)

では、「気持ち」は、どこから湧き上がってくるのでしょう。

続く。

かゎら



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