書はがき は、現在準備中です。

2020/08/20 08:37



前回の記事で、「傾注」という言葉を表現しました

今回は、「傾注」について、少し書いてみたいと思います。

集中と傾注にどんな違いがあるのかを少し体験してみましょう。

目を閉じて、両足を揃えて立ってみてください。

その時点で、ふらつくようなら、すでに意識は傾注しています。

集中しているなら、ふらつかずに立っていられます。

そのままの状態(目を閉じて立つ)で両手を左右にまっすぐ開きます。

次に、そのままの状態でクルクルと回ってみてください。

回っている最中にふらつくようなら、意識は傾注しています。

ふらつくことなく回れるようなら集中できています。

次に、10回ほど回って止まり、目を開けてみてください。

ふらふらして立っていられないようなら、意識が傾注しています。

立って入られるが、景色が回って(右から左に流れる、もしくは、右から左に流れる)

いるようでしたら、集中できています。

意識がしっかりと自分に在る状態を「集中」。

意識が自分から離れ散漫な状態を「傾注」。

私はそう定義しています。

どこかの対象に意識を集めるのは、集中でなく傾注。

傾注すると、他のものが見えなくなります。

「今、集中しようとしているから声をかけないで!」とよく聞きますが、

それは、意識を傾注させるのを遮られるから言っているのです。

針に糸を通そうと、意識を傾注している時に、話しかけられると

「ああ、もう!」となりますが、集中しているのであれば、

針に糸を通しながら、会話もできます。

あ、そうそう。

前述しました、クルクル回るお話ですが、

自分がクルクル回る(ふらふらする)人は、他人に振り回されやすく、

景色がクルクル回る人は、他人に振り回され(影響を受け)にくいです。

さて、皆さんはどっち?


かわら



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