書はがき は、現在準備中です。

2020/08/01 10:21


前回の記事で、「思考停止」というキーワードを表現しました。

今回は、「思考停止」について、少し書き綴ってみたいと思います。

「思考停止」ですが、まずは「思考」と「停止」に分けてみたいと思います。

さらに「思考」を「思い」と「考える」に分けます。

私の個人的なとらえ方ですが、「思考停止」とは、「考えることを停止する」だと感じています。

つまり、「思い(う)は、停止することは出来ない」が、「考えることは停止できる」という認識です。

前回の記事で「なに?」と答えることを書き綴ったのですが、

この「なに?」という反応が、「思い(う)」に当たります。

「なに?」の次に間髪入れずに「何か用?」と表現した場合、「何か用?」はすでに「考えている」になります。

考えている状態に突入してしまうと、次から次へ考えている事が言葉として表現されます。

「早く言って!」「今呼んだよね?!」「何もないなら呼ばないで!!」などなど。

次から次へと言葉が表現され、最後には相手に対する怒りで終わってしまいます。

「思い」と「考える」の“間”が全くないので、相手が入るスキがない状態です。

よく、子供が「お母さん!」と話しかけるのですが、

「何?」「何か話したいの?」「早く言いなさい!」と言っているお母さんを見かけます。

子供に話すスキ(間)を与えていないのですから、子供は話せなくて当然なのですが、

お母さんは、そんな自覚はないので、子供に対してお構いなしです。

少し考えてみてください。

子供は、まだ言葉をあまり知りませんし、上手く扱えもしません。

ですから、自分が伝えたいことを言葉にするまでに時間が必要です。

その時間を全く与えなければ、子供は押し黙るしかなくなります。

これで、子供とのコミュニケーションは大丈夫と言えるでしょうか?

思考停止が理解できれば、コミュニケーションは自然と良くなります。

少しでも理解できると良いですね。


かわら








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