書はがき は、現在準備中です。
2020/07/23 09:58
前回の記事で、「当たり前のことを当たり前に行う」と書きました。
では、「当たり前のこと」とは、何を指しているのでしょうか?
それは、「今できること」を指していると、私は認識しています。
よく「当たり前のことが難しい」と言われる人がいるのですが、当たり前のことは決して難しくありません。
例えば、新入社員は仕事のことをあまり理解していませんから、仕事そのものに対して「今できること」は多くはありません。
でも、その新入社員でも「今できること」は多くあります。
それは、「挨拶」です。
「おはようございます。」「ありがとうございました。」「失礼します。」など多くの挨拶があります。
この「今できること」を当たり前(徹底的)に行うことで、精神面が良好に保たれ、仕事のスキルも向上していきます。
精神面で言えば、挨拶をしたときに、挨拶をしている「自分にしっかり意識を向けておく」ことがポイントになります。
例えば、先輩社員に挨拶をしたときに無視をされることもあると思います。
その時に先輩社員に意識を向けていると「なんだよ!無視かよ!!」と、感情が乱れ精神も乱れます。
しかし、自分に意識を向けていることで、先輩社員に無視されようが気にならなくなります。
それよりも、しっかり挨拶が出来ている自分に、好感が持てるようになります。
そうなれば、精神面は良好になって(保たれて)行きます。
次に仕事のスキル向上です。
新入社員のときは、何もかもが新しい作業になるので、わからないことだらけです。
一度(二度三度)言われたただけでは、理解できない「わからないこと」があります。
その時に、わからないのですから、「今できること」は、「すみません。もう一度教えてください。」となります。
教えて頂いたら「ありがとうございます!」となります。
自分が理解(わかる)まで、何度でもこれ(今できること)を繰り返せば、当然最終的には出来るようになります。
さらにこれ(今できること)を繰り返せば、仕事のスキルは向上していきます。
今できることは増え、今できることの質も向上していくので当然ですね。
そして、ここでも精神面でのポイントが大切になります。
自分にしっかり意識を向けておくということです。
先輩社員の中には、何度も聞くと不機嫌になって当りがきつくなる人もいます。
そういう先輩社員に意識を向けてしまうと、「また、嫌味を言われるからもう聞くのはやめよう…」などと委縮しやすくなります。
そうすると、理解できないまま次の作業に向かってしまうと、家で言えばしっかりとした基礎がないうえに1階を建てようとするので崩壊しやすくなります。
自分にしっかり意識を向けていれば、先輩社員にどんなに嫌味を言われても、「すみません。」と何度でも謝れるし、「ありがとうございます!」と気持ちを込めてお礼も言えます。
そして、嫌味を言われても気にならなくなります。(感情は多少波立ちますよ。人間ですから。笑)
先輩社員からの評価も、最初は「使えないヤツ」かもしれませんが、「根性があって前向きなヤツ」に変わっていきます。
天敵かと思っていた先輩が、最高の理解者に変わっていくことでしょう。
今できることを今行う(当たり前のことを当たり前に行う)、意識して過ごしたいですね。
かわら
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