書はがき は、現在準備中です。
2020/04/11 13:14
今朝、少し間違っていた認識に気付いたことがあります。
それは、何かと言いますと、「幸せ」と「豊かさ」と「楽しみ」の関係についてです。
私のこれまでの認識だと、「幸せ」の中に「豊かさ」と「楽しみ」が含まれている。そのような感じでした。
大きな円が「幸せ」だとすると、その大きな円の中に小さな円の「豊かさ」「楽しみ」が入っている感じです。
ところが、今朝ふと思った(気付いた)のは、「幸せ」は、大きな円ではなく、ベース(基礎)になるもので、そのベースの上に「豊かさ」があり、さらにその上に「楽しみ」が積み重なる、そんなイメージになるのではないかと。
まず、「幸せ」は、無条件に広がるイメージです。
何かの条件が揃えば感じられるものではなく、「ただある」というイメージです。
「お金があるから幸せ」とか「仕事があるから幸せ」という、「何かがある」から幸せというのではなく、何もなくても常に感じられるものが「幸せ」ということです。人として生まれたのであれば、誰でも常に感じられるものという感じです。
次に、「豊かさ」ですが、これは「物質的なもの」とイメージできます。
例えば、服を1着持っているのと、2着持っているのでは「豊かさ」が違いますよね。
もっとわかりやすいのは、お金を100円持っている人と、1,000円持っている人では「豊かさ」は違いますよね。
ここで区別しておいてほしいのは、「幸せ」は、お金を持っていても、持っていなくても、関係なく実感できるもので、持っている持っていないには左右されないもの。そして「豊かさ」は、多く持っているほうが実感しやすいもの。ここポイントです。(笑)
そして「楽しみ」です。
「楽しみ」は、「豊かさ」を“アレンジする行為”というイメージです。
例えば、服を1着しか持っていなくても、その服を着崩してオシャレに着こなし「楽しむ」ことは出来ます。
お金で言えば、1,000円で、服を買って「楽しむ」ことも出来ますし、食事をして「楽しむ」ことも出来ます。
「幸せ」を「楽しむ」ことは出来ませんが、「豊かさ」を「楽しむ」ことは出来る。そんな感じですね。
実際、「幸せ」を着崩すことは出来ませんし、「幸せ」で服を買うことも出来ませんから。(笑)
「幸せ」「豊かさ」「楽しみ」の関係を少しはイメージしていただけたでしょうか?
この関係性は、家で例えるなら、「幸せ」が“基礎”になります。
そして、1階部分が「豊かさ」となり、2階以上の部分が「楽しみ」と言えます。
基礎(幸せ)がしっかりしているからこそ、1階(豊かさ)部分建てることが出来、さらに2階(楽しみ)部分を建てることが出来る。基礎がしっかりしていなければ、1階部分も2階部分も建てることは出来ません。
さらに、3階、4階と増築する(楽しみを増やす)には、それこそ、基礎(幸せ)がしっかりしていなければならず、1階部分もそれに合わせて、増床(豊かさを増)していなければなりません。
これが理解できるのであれば、色々なものに応用ができると思います。
例えば、会社運営などにも応用できます。
美容室を経営しているのであれば、美容室そのものは、「楽しみ」に部分に当てはまると思います。
スタッフは、お客様に「楽しみ(豊かさをアレンジする行為)」を提供しています。
経営者の方は、スタッフを通して、お客様に対して、「楽しみ」を提供しています。
そして、スタッフには「豊かさ」と「楽しみ」を提供しています。
結果、経営者には、お客様とスタッフから「豊かさ」と「楽しみ」がもたらされます。
もちろん、これには、ベースである「幸せ」がしっかりとしていなければなりません。
「幸せ」がしっかりとした上で、お客様への「楽しみ」をどこまでも追及していくのですが、それを可能にするには、スタッフの「豊かさ」と「楽しみ」が必要不可欠となります。
スタッフに対して、「楽しみ」と同時に「豊かさ」を理解していけるようにしていくことが大切となります。
「お客様に喜んでもらえるように」だけでは「豊かさ」を理解することは出来ません。
「豊かさ」の理解は、スタッフが働いた報酬としてお金を得る、その得るお金(報酬)を増やすだけでは不十分です。
経営者がスタッフに渡すお金という「豊かさ」に“本質”を含めて渡していくことがポイントになります。
「豊かさ」とは、家のたとえ話で言えば、1階部分に当たるわけですが、2階分以上の「楽しみ」をさらに増やすには、1階分がとても大切になります。
渡された報酬(お金)を、漠然と「楽しみ」に使っていたのでは、3階部分を作っては壊し、作っては壊しと「楽しみ」を深める(増やす)ことは出来ません。
「豊かさ」で「楽しみ」を得る過程の中で、「豊かさ」にフィードバックさせることが大切です。
例えば、スタッフが、もらった報酬でデパートに洋服を購入に行ったとします。そこでただ自分が気に入った洋服を購入して終わるだけではなく、デパートに行くまでの道中にすれ違う人たちの髪形やファッションなどを意識し、デパートではショップ店員さんの立ち振る舞い、言葉使いなどを意識することが出来れば、その意識したものを次回自分がお客さまにアレンジして提供できる可能性があります。
そのアレンジをお客様が気に入り、次回から自分を指名してくれるようになれば、指名料という報酬が上乗せになります。
結果、報酬という「豊かさ」が増えるということになります。
この流れが「豊かさ」の“本質”(一部でしないですが)になります。
この流れを経営者は、スタッフに浸透させていくことが出来れば、スタッフの「豊かさ」は無限に膨らみ、「楽しみ」も無限に膨らんでいきます。
もちろん、お客様の「楽しみ」も無限に広がります。(笑)
結果、経営者の「豊かさ」「楽しみ」も無限に膨らみ続けざるを得なくなります。(笑)
応用編、少し理解していただけたでしょうか?
最後に、一番のポイントは、ベース(基礎部分)である「幸せ」なのですが、その「幸せ」を、しっかりとしたものにしていくことが可能なのが「気持ち」になります。
日々「気持ち」で過ごすことで、ベース(幸せ)は、より強固で頑丈なものになっていきます。
皆様が、気持ちで過ごされる日々を願っております。
かわら
☆この記事は、収録し音声(mp3)として販売しております。
音声では、文字では感じ取れないニュアンスなども感じて頂けると思います。
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