書はがき は、現在準備中です。

2020/03/27 22:23

私は、クライアントの皆様のカルテは、基本作ることがありません。
なぜ、作ることがないかと言いますと、作ると気持ちに気付くことが難しくなるからです。

気持ちというものは、過去にはありません。
常に、今この瞬間にしかありません。
それは、誰もが知っていることだと思います。

しかし、気持ちを見失っている多くの方は、過去にこだわります。
(見失っているから過去にこだわれるとも言えます。)

過去には、気持ちはありませんから、過去にこだわり続ける限り、気持ちには気付きにくいのです。
ですから、過去の記録であるカルテは作らないのです。(作れない。)

セッションの中では、今のコミュニケーションに含まれる気持ちに気付くきっかけを提供します。
今、気持ちに気付けなければ、その今はそれで終了です。
すぐに次の「今」で気持ちに気付けるようにセッションを行います。

ひたすら、気持ちに気付けるようコミュニケーションを行うだけです。

気持ちは、より良い未来を作りますが、過去から作る未来は、過去の再現になることが多いのです。
カルテから得られる、情報では、過去に対しての「ああしておけばよかった」「こうしておけばよかった」には、気付けますが、より良い未来創造にはあまり役立ちません。

これから未来に向かって何かをしようとしている時に「ああしておけばよかった」とは言いませんよね?(笑)
それならと、「ああしておけばよかった」から気付いたこととして「次はこうする!」と言い換えるのですが、「次はこうする!」の前提は、やはり過去の出来事が対象ですから、表現が違うだけで含んでいる内容は同じでしかありません。

よく「過去の失敗から学ばなかったのか!」と、怒られましたが、過去の失敗から学ぶから同じことを繰り返すのではないでしょうか。
余談ですが、「歴史は繰り返す」と言われますが、歴史から学ぼうとすることで繰り返されているような気が私はします。

今の気持ちには、より良い方向へ進ませる英知のようなものがあります。
しっかり気持ちを伝えられた時は、自分も相手も、とても心地良いと思います。

逆に、気持ちとは違うことを伝えると、とても心地悪く感じると思います。
気持ちの副産物である「感動」などがわかりやすいと思います。
感動は、自他ともに心地良いですよね。

気持ちに英知があるからこそ、自分も周りも心地良く過ごせると私は実感しています。

気持ちは常に今この瞬間にあります。
今この瞬間に気付けなければ、次の瞬間にトライしていくことでしか気付けません。
そう、カルテに頼っている暇はないのです。(笑)


かゎら












気持ちのままに 心のままに 想いのままに ありのままに